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劇団 机上風景は1999年、劇団昴付属演劇学校に所属する古川大輔らによって旗揚げされた。
東京の小劇場を中心に、2015年までに24回の公演を重ねている。
年数を経て劇団の体制は変化してゆき、近年はすべて古川大輔 脚本・演出の作品を上演してきた。
その作風は「机上風景らしい」と評されることもあり、奇をてらうことなく篤実にオリジナリティを
確立し、定評を呼んでいる。
代表作『乾かせないもの』は、再演・再々演と公演を重ねている。
銃後の女性たちの暮らしから争いの虚しさをシンプルかつ峻烈に描いたこの作品は、韓国の劇団芸展でも上演され、同劇団による東京公演も行われるなど日韓で競演された。
机上風景も2012年から2014年にわたり3度、韓国・テグ市で『このまちのかたち』『乾かせないもの』
『BUS DRIVER』を上演。好評を博した。
2016年7月上演予定の新作『海から来た人』より、脚本を古川大輔、演出を長島美穂とし、上質かつ
シンプルなエンターテインメントを追求してゆく。
※なお劇団名は、「たとえ机上の産物であっても劇作の可能性を信じたい」という思いから、
高木登(2007年退団)が命名。
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