4枚になってしまう
- 根津 弥生
- 2016年6月11日
- 読了時間: 2分

長島が先のブログで夢の話を書いていましたが、私も今回の芝居にまつわる夢、見ました。 夢のシーンは、通し稽古後のダメ出し中で。 演出・長島が、「やよいさん、下唇が4枚になってる。たまになるので気をつけてください」と。 そして、私の下唇を彼女が自分の親指でゴシゴシしてくれたのでした。 ゴシゴシされながら、4枚になってしまうことにとにかくヘコんだ、という夢です。 目が覚め、むしろ4枚のほうがお客さんは観に来てくれるんじゃ?、などとヤラしい事を考えました。 さて、稽古を進めておりますが、すでにたくさんのキーワードがあります。 演出家から飛んでくるものだったり、俳優陣から出たり、宿題になったり。 考えてみれば、果てしない 作業だ。 何年も一緒にやってきていても、同じ文章を読んで、いきなりみんなが同じイメージを持てるわけがない。 伝え合って、こっちだ、あっちだとやるしかないのであって。 言われてすぐ分かることもあれば、分からないこともあり、分かっているのにできないこともある。 とにかくそういった事を繰り返して、進んでいく。
先日も稽古帰りに地下鉄のホームで作品のことでイメージを単語に当てはめており、 「そうなると魚か!」「そう、さかな!!」などと、傍から聞いたら主旨が全く掴めないような会話を懸命にしています。
ひとつひとつを逃さず。
やるまいぞ!やるまいぞ!